日常のひとコマを映し出しながらのっくらのっくら時が過ぎて行んです。
そのくせなんだか2時間気を抜けなかった。
あとから考えると不必要なシーンがほとんどないんですね。
ゆるーい空気とか、人物の設定とか
ちょっと南Q太っぽいな〜と思ってたら、
風間志織さんという、女性の監督の作品でした。
こういう、恋愛そのものをずばり描くのはやっぱり女性ならではな感じがしますね。
そういや「さよならみどりちゃん」(南Q太の原作を古厩智之監督が映画化した)は、原作のストーリーをうまく古厩監督が料理していましたが、
あれを風間監督が撮ったらどうなるのかな〜。
ちょっと見てみたいです。
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三沢(長塚圭史)と慎之介(渋川清彦)が営む盆栽屋「苔moss」に、彼氏と別れて宿無しになったはる子(中村麻美)が転がり込んできた!
慎之介は幼なじみであるはる子に想いを寄せているのだが、ハッキリと伝えられずにナンパばかりを繰り返している。
はる子はその想いに気づいているのだが、知らないフリをして居心地のいい関係に甘んじている。
三沢はそんな慎之介を不甲斐なく思っているのだが、それでも複雑な愛情を抱いている。
恋愛に対するスタンスがまったく違う男女。
勝手に浮かれたり、傷ついたり、嫉妬したり――。
誰かを想っている時間は本当に美しい!
(
公式HPより。)
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