女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。昭和22年・福岡県大野島生まれの川尻松子も、そのひとり。
でも、現実は…
(
公式HPより)
映画解禁一発目、「嫌われ松子の一生」。
コマ劇場近くの新宿ジョイシネマで鑑賞です!
さすが歌舞伎町の中心地、夕方のコマ劇前のちょっと広くなった空間は
どこにもないどくっとくの空気。
なんだか半端によどんでて、夜より不気味かも。うわっつらな感じ?
つくづく昼間の似合わない街だなぁ。
さてさてそんななか、立ち見まで出るめちゃ混みの中見て参りました、嫌われ松子、の、
男に愛されることだけを求めて転がり続けていった一生。
どうも松子は先に原作を読んではいけない気がして。
原作の文庫の裏を読んだらおっもーい話っぽいのに、
それをあの下妻物語の中島監督がやるという。
これは先に原作でイメージ作ってしまうと、
映画館で見た時に素直に中島監督の世界が楽しめないんじゃ・・・と思って。
そんで見終わった今は…
早速原作買って読み途中ー。
2時間という時間の制約の中で、でも重要なエピソードを削らず、
一つのエピソードを一曲の歌の中にまとめてPVっぽい作りにすることで
わかりやすくテンポよく見せるっていうアイディアがすごい。
あれだけ救いようのない話だらけなのに、はっちゃけまくりのPVのおかげで
あっという間に2時間見れたもんね。
その一つ一つのエピソードが、どういう文章の中から生み出されたものなのか、
原作を読んで確認してみたくなった。
キャストといい、一個一個のPVパートの作りといい、
今の日本の芸能界を凝縮しました!!!って感じ。
未来に「2006年ってどんなん流行ってたっけ?」って話になったら、
これ一本見させたらいーんじゃない?
歌もいいのが多くって、しかもいろんなジャンルが盛りだくさん!
サントラ売れ売れなのが納得!でした。
めぐみさん(黒沢あすか)かっこよかったー。いい声してたなぁ。
めぐみさんと松子が龍のアパートの前でケンカするシーン(と、
その後部屋に戻ってタンカ切った後の松子の表情!!)が一番好き。
笙(瑛太)との掛け合いも面白かったし。
瑛太もノリノリですな。かっこよいねこの人は。
好みじゃないのになんかなぁんか気になってしまうのよーーーー(〃∇〃)ぽっ
でもって松子のお歴々のダメンズたちは・・・
・・・みぃんなハマリ過ぎてて笑えた!!
武田真治とか、あんたなんでそんな一昔前のヘタレが似合うの。。。( ̄∀ ̄*)ぷぷぷ
・・・して、歌舞伎町によく似合う映画でした。
まだまだ人気沸騰中〜のようですので、
ご覧の際は劇場へはお早めに☆
or
先取りチケットがオススメですよ〜〜♪